過去ログ - 魔王「武器を下ろせ。お前と戦う気はない」その2
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14: ◆JbHnh76luM[saga]
2010/12/20(月) 11:28:42.27 ID:ufOkNKoo

勇者「なんだと!?」

女「黒い霧? メイドさん、心当たりある?」

メイド「……もしかして」ムムム

卯「魔導通信って何なんでしょうか?」

西征将軍「学院長の魔族賢者が開発した遠距離でも通話ができる魔法が付与された筒だ。今では魔族領も含むそれぞれの大都市と国境に設置されているのだ。それで、霧の続報は?」

衛兵「霧が発生する直前に魔王城から魔族が逃げ出して来たとの報と、魔族が入って行ったとの報があります」

西征将軍「なんだそりゃ……おい勇者、お前心当たりが……勇者? どこだ?」

衛兵「転移呪で飛ばれたようです」

西征将軍「せっかちな奴め。王都にもこの報は届いているのだな? 勇者一行が帰国した旨を伝えろ。魔王城に行った可能性が高いとな。私もすぐに戻る。それと、今の地震で被害が出ていないか確認。建物の倒壊があれば至急救助に行け。西の国の詰め所の様子も見て来い。協力条約に基づいて人道支援を行う」

衛兵「はっ!」ケイレイ

西征将軍「ん? なんだ、この杖は」ヒョイ

衛兵「勇者様の持ち物でしょうか?」

西征将軍「多分そうであろうな。……これは、転移杖か?」

衛兵「西征将軍様がお持ちの物とは少し違いますね」

西征将軍「魔族賢者殿がおっしゃっていたオリジナルの杖かもしれんな。勇者達に渡したと言っておったし」

衛兵「なかったら大変ではないですか!」

西征将軍「勇者が転移呪を使えるから大丈夫だろ。一緒に王都に持って行っておこう。取りに来るはずだ」


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