過去ログ - 魔王「武器を下ろせ。お前と戦う気はない」その2
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19: ◆JbHnh76luM[saga]
2010/12/20(月) 11:34:47.61 ID:ufOkNKoo

― 王都 新市街地の一角にある宿屋 ―


宿女将「はー。ったく、王宮に居たら肩こっちまうよ」ヨッコイショ

従者「よろしいのですか? 勝手にまた宿屋なんて開いてっ」

宿女将「いいんだよ。今回はモグリじゃなくてちゃんとしたの造ったんだからさ。届け出だってしてるし、魔族にも対応した超大型だよ!」

従者「それはそうですが……」

宿女将「さぁて、面白い客でも来ないかね。勇者がまた来てくれると嬉しいんだけどねぇ。何なら大型魔族連れ……そうさね、飛竜族なんか面白くて良いね」

勇者「うをっ!」ドスッ

女「またっ!?」ドサッ

メイド「あらあら」スタッ

卯「きゃっ」

蒼息子「ぬをっ」ズドッ

??「まんぞく」スタン

宿女将「……お泊りかい? お得意様価格で一晩1Gでいいよ?」ビックリ

勇者「あれ、宿女将さん?」

女「王母陛下でしょっ! お久しぶりです」ペコリ

宿女将「ちょうどあんた達の話をしてたのさ。今日オープンのこの宿屋に来てくれないかね、ってさ」

メイド「こんなところに転移したんですね……でも、どうやって?」

蒼息子「ををををを……顔面打ったっ!」イタイイタイ

卯「すみません、見よう見真似でやってみました。転移先は安全な所としか考えなかったんですけど……アタリだったみたいですね」アハハ

勇者「転移呪を使える……だと?」ビックリ

メイド「勇者の素質があるのでしょうか?」

女「でも、卯さんは王都も知らないし、この宿屋に至っては私達でも知らなかったんだよ!?」

??「陰陽道の極意の一つである、縮地だ」


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