過去ログ - 魔王「武器を下ろせ。お前と戦う気はない」その2
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81: ◆JbHnh76luM[saga]
2010/12/26(日) 01:28:55.65 ID:3rRPT2Eo

魔王「通信筒はあるか?」

四天王碧「こちらに」サッ

魔王「蒼、聞こえるか!?」

四天王蒼『申し訳ございません! 前魔王軍の進軍を察知できませんでした』

魔王「それに関しては今は置く。飛竜隊は何名居るのだ?」

四天王蒼『幸いにも20が王都に逗留しておりましたので、現在上空より偵察を行っております』

魔王「朱の姿は見えないか?」

四天王蒼『元四天王の朱でしょうか? 今のところは誰も見ておりませんが』

魔王「朱の姿を見つけ次第すぐに私に報告しろ! 良いな!? それと、王都上空の警護に1部隊を割り当てろ。敵に飛行型がいないとは限らん」

四天王蒼『命の代えても!』

騎士団長「勇者、魔王殿っ! これは一体」

魔王「騎士団長殿……すまない。後手に回った。前魔王は私達の予想より早いスピードで物事を推し進めようとしているらしい」

騎士団長「ううむ……」

衛兵「騎士団長様っ! 東の街と南の街も襲撃を受けていますっ!」

騎士団長「なんだと!?」

衛兵「南の街は既に陥落した模様……東の街は獣人族の助力によって持ちこたえております」

四天王碧「あそこには人間の訓練の為に精鋭部隊を置いてたからな。なんとかなるだろう」

騎士団長「南の街が陥落とは……どれだけの部隊なのだ」

衛兵「最後の通信によると、巨大な人造兵が出た、と」

魔王「巨大な人造兵だと……?」

勇者「新種か?」

騎士団長「南の街は魔族領に最も近い街だ。それなりの兵は置いていたが、共存以降は縮小していたのが仇になったか」

魔王「王陛下は何と?」

騎士団長「事前に魔王殿からの情報があったので防衛指示を的確に出す事はできたが、東と南の街には間に合わなかったようだ」

魔王「くっ」ギリッ


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