過去ログ - とある少女の禁書目録
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193:F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage]
2010/11/30(火) 00:36:18.20 ID:mu0QsZ20
調理が終わり、一通り片付け終わってから台所の電気を消す。携帯を取り出して時刻を確認する。表示されている時間は6時42分。

美琴(…アイツ、まだ眠っているかな?)

静かにベッドの傍へと歩いて行き、上条当麻の顔を覗き込む。規則正しい寝息が微かに聞こえてきた。

美琴「…失礼しまーす」

囁くように言って、御坂美琴はベッドの上に座る。

美琴(…良く眠ってる)ニコ

身体を捻り、少年の顔を覗き込む。

美琴「…」ニコ

ただ見ているだけで、なんとなく心に温かいものが満たされていくような感じがする。

上条「…みさか」

美琴「!?」ドキドキ

上条「…泣き顔…見た…ない」

美琴(泣き顔?見たくない?どんな夢見てるのよ?)ドキドキ

寝言を言う上条当麻がなんとなく辛そうに見えたので、少女はその耳元でそっと囁いた。

美琴「…泣いてないよ」

上条「……泣いて…」

再び辛そうな表情を浮かべる少年。それを見て、少女は再び耳元で囁く。

美琴「泣かなくなるおまじないをしてあげる…」

そして、そっと少年の頬に自分の唇を押し当てた。

美琴(昔、ママがしてくれたおまじない)///

上条「…ん」

美琴「!!」ビクッ

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