過去ログ - とある少女の禁書目録
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243:F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage]
2010/12/13(月) 23:15:51.24 ID:3XU2uAo0
美琴(まったく…アイツらしいといえばアイツらしいか)ハァ

先ほど少年の唇が触れた頬に手を当てながら、少女は小さくため息をついた。

美琴(変に気を回しすぎるとことがあるのよね…)

マグカップに水を入れながら、少年の気遣いを恨めしく思っていたりする。

美琴(…結構、勇気出したのになあ…)

蛇口を閉め、水を入れたマグカップを一旦流し台の上に置く。

美琴(でも、『好き』って言ってくれた)ニヘラー

ずっと思いを寄せていた相手からの告白。

美琴(…こ、恋人同士、だよね?)カァッ

そう考えて気が付いた。お互いの気持ちは知ることができたけど、交際を申し込まれたりしていないということに。

美琴(あれ?告白って、気持ちを伝えるだけ、…じゃない?)

マグカップを持ち上げ、水を一口飲む。

美琴(落ち着け、ええと、わたしはアイツに『好き』って言われて、わたしもアイツに『好き』って伝えたから、いわゆる相思相愛ってやつよね?)///

とりあえずお互いの気持ちは確認したはずだ。

美琴(でも、なんだかんだでうやむやにしちゃったから、…あれ?もしかしてわたしのせい?)

マグカップの中の水面を見つめて考える。

美琴(…ど、どうしよう)


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