過去ログ - とある少女の禁書目録
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267:F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage]
2010/12/15(水) 23:30:23.23 ID:MNuKrMo0
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美琴「…まあいいわ。…それよりも、なんであの子も記憶喪失って知ってるのよ?」

上条「ロシアであいつと話したときに、黙っていられなくなって話しちまった」ポリポリ

美琴「そう。…アンタらしいわね」ハァ

上条「…」

美琴「それで、わたしに話したのはどうして?」

上条「…御坂には嘘を付きたくなかった」

美琴「今まで黙っていたのに?…っていうか、わたし、アンタが記憶喪失だって知ってるんだけど?」

上条「うぇ!?なんで知ってるんですか!?御坂センセー」

美琴「…その様子じゃ第二十二学区で会ったことも忘れてるのね」ハァ

上条「第二十二学区?」

美琴「アンタ、怪我して病院から抜け出してきたような格好でフラフラしながら歩いてきて、わたしが止めるのも聞かないでどっか行っちゃったのよ」

上条「…あ」

美琴「なによ?」

上条「御坂に会ったような気がしたのは夢じゃなかったんだな…。悪い。あんまり覚えてないんだけど、そのとき話したのか?記憶喪失ってさ」

美琴「結果的にはそうなるわね。…まあ、アンタが全部一人で抱え込んじゃうから、わたしが問い詰めて認めさせたんだけど」

上条「あれ?俺と話す前に気付いてたのか?」

美琴「…ごめん。アンタがアビニョンがどうのってかけてきた電話、ずっと聞いてたんだ。そうしたらアンタが戦っていた相手が『どうして記憶を失ったのか、そこから調査をしてみるのも面白いかもしれませんねー?』とか言ってたから…」

上条「うぇ!?壊れてなかったのアレ!?」

美琴「そうみたい。…魔術ってのに違和感を感じなかったのも、話に出ていたからかな。アンタが記憶失ってるって聞いてそんなのぶっ飛んじゃってたけど」

上条「そう…か」

美琴「…ねえ?どうしてわたしに記憶を失っているって言いたかったの?」

上条「…自分の気持ちに気付いたから、御坂に嘘を付きたくないって思うようになったって言った方がいいかな」


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