過去ログ - 10666「これが超電磁砲……」2
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775:伊吹 ◆fJ3KTPFnIUC/[saga]
2012/02/26(日) 00:30:27.87 ID:OPnXd5xAO
老人「御坂美琴は、超能力者では無い――だからこそ、君たちは生まれ――そして滅びる」

老人の椅子が徐々に水に沈んでいく。
待て。まだ何も分かっていないんだぞ。

老人「――誰も信じない。誰も私を認めない――ならいっそ、この手で幕を引こう」

10666「わ、訳分かんねぇ事を言ってんじゃねぇ、待てよ――!」



老人「御坂美夏君」



10666「っ」

老人は、彼女の目を真っ直ぐ見た。

老人「これから起きるのは、世界の最後の、ほんの一部だ」

老人「もし、もしだ」

老人「君がこの苦難を乗り越えたならば、君は世界を背負わなければならない」

老人「今から滅ぶ世界に対して責任を取らなければならない」

老人「いつか来るその日を、乗り越えなければならない」

老人「君にその――覚悟は――」

老人はそれだけ言って、沈んだ。




10666「――何だよそれ、どういう事だよ……っ」

疑念を置いていきながら、紅い世界は今も広がり続ける。


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