過去ログ - 10666「これが超電磁砲……」2
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780:伊吹 ◆fJ3KTPFnIUC/[saga]
2012/03/07(水) 01:06:45.48 ID:m6tDnTnAO
強く引き上げると、彼女は再び水の上に立てるようになる。
肩で息をして、顔は少しばかり青ざめていた。
10666「……足が地に着かない、ってのは正にこのことだな」
垣根「あぁ、言い得て妙だな」
声の掛け合いが、空気を振動させる。
一言一言、臨戦体制に入っていく。
13510「10666号、今助けてあげますから……垣根さんに全て任せて下さい、とミサカは祈ります」
目を閉じ、手を組む彼女は――例外無く、おかしかった。
心底愉快そうに笑う『心理定規』とやらが、とても憎たらしい。
空っぽのアイツを、滅茶苦茶にしやがって――
10666「――フォース」
フォース「了解だ、マスター。共にあのいけすかないクソッタレに、思い切り喰らいついてやろうじゃないか」
爪が、力が答える。
電撃を行使するラインが形成され、演算がスムーズに行われた。
――行ける。
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