過去ログ - 上条「どんなに俺が嫌いでも、お前は逆らえないんだよ−−。」
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39:初見は特に>>18へ[sage]
2010/10/24(日) 21:59:09.72 ID:7iLxRsAO
その瞬間、鳩は翼を広げ上空へと飛んで行った。

上条「ん?」

一方「……、もしかして、こいつとの距離は遠かったかァ?」

上条「…そうなのかもな…。


って違う!一方通行!」


一方「え?」

シュイッ!!

一方通行の後方から、鳩が嘴をあてるような姿勢で彼が居た場所を飛んでいった。今まで見たことないほどの速さで。

一方通行はというと直前で上条に手を引かれ間一髪の所で直撃を避けていた。

上条「大丈夫か!?」

勢い変わらず飛んでいった鳩を見る。

大きく目を見開いた一方通行の手は微かに震えていた。この鳩の様子を見て死ぬ気で戦える230万人を敵に回す、という意味を痛感したのだ。
例え彼が、比肩する者も居ない、圧倒的な強さを持つ第一位であったとしても、上条や土御門以外の二位以下全学生が、リミッターの外れた力で攻撃したら。

きっと光の世界の人間を殺してしまう。それが一方通行にとっては何よりも避けたい事項だった。

一方通行は上条の右手首を掴んで下を向いた。それを見て上条は一方通行の頭を左手で軽く撫で右手を“掴まれる”から“繋ぐ”にする。



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