過去ログ - 上条「どんなに俺が嫌いでも、お前は逆らえないんだよ−−。」
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[sage saga]
2011/03/17(木) 00:32:42.83 ID:ZBMPd5mAO
青筋が出るくらいに手を握られて、左手が脱臼するのではないかとの痛みが彼を襲う。
横目で見るツンツン頭は、何だか瞳孔が開いている気もした。
上条「うちの子にそーんな不埒なことする男がいたら」
一方「……っうあ」
踏まれた猫のような声と言うのは正にこんな感じだろう。
だったら弱めろと切実に、そりゃもう声高に言いたいのだが唇が動かない。
何だか全身の血液も止まりそうだった。
思わず下を向く。
彼の地雷をピンポイントで踏んでしまったのか。
上条「そんなん殴るしかねーよ」
一方「オマエの気持ちは――分かった、から俺に当たンな」
上条「あ」
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