過去ログ - 上条「どんなに俺が嫌いでも、お前は逆らえないんだよ−−。」
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[sage saga]
2011/04/02(土) 00:18:43.17 ID:32ha74qAO
微かに目を開く。
飛び込むのは薄暗い部屋。
全体的な違和感を、特に腹部に重みを感じた。
低血圧故にぼんやりとしながらも一方通行は目を覚ます。
(まだ眠れるじゃねェか……、つゥか何か重てェ……)
何が起きているのか微塵も理解できなかったのだが、右を向いても隣は居ないことから足や腕を乗っけられているわけでは無いと気付いている。
では何だろうか。
苛立った気持ちが先行した。
「鬱陶しい……」
何時もより妙に高い声で唸る。
そして左足を持ち上げ、右手を下にして体を回転させた。
邪魔なそれをベッドに落とそうと思ったのだ。
が、しかし。
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