過去ログ - 俺の妹が身長180cmなわけはない
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206: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/02/02(水) 19:55:57.05 ID:DsGORQ7xo
「あははははははははは!」
「ふふ………くくっ…………なんという………」
ぱんぱんと手をならし爆笑する桐乃と、腹を抱えて悶絶する黒猫。
俺の左頬に湿布が張られている理由を説明したことに対するリアクションがこれである。
ちなみに今日は俺の部屋で集まっている。
普段は沙織の部屋に集まるのだが、夜遅くまで作業をしていたせいで散らかっているらしく、俺の部屋を使うことになったのだ。
「おまえら、笑いすぎだろ」
こっちゃあ大変だったんだぞ。荒ぶる親父を鎮めるのにどれだけの労力が必要だったことか。
「はぁはぁ……ごめんなさい。でも、いくらなんでも間抜けすぎないかしら」
「そうそう。笑うなってほうが無理だって……ぷぷっ」
くっ……確かにそうだけどよ。
「ちっ……ほらよ、これ。フルコンプしといたぞ」
話題を変えるべく、桐乃にある物を手渡す。いつまでも笑われてちゃたまらねえからな。
俺が手渡したのは、以前桐乃に渡されたエロゲである。1週間で――とはいかなかったが、2週間ほどかけてようやくクリアしたのだ。
「随分遅かったじゃん。なんで1週間でクリアできないわけ? あ、言い忘れてたけど、あたしのノートパソコンくんかくんかしてないでしょうね」
「しねえよ! どんな変態だ! あのなぁ、俺だって暇じゃねえんだよ。そればっかりやってるわけにもいかないの」
「はあ? 1週間でも妥協してあげてる方なのに、その上言い訳まですんの?」
「妥協だろうがなんだろうが、俺にも都合ってもんがあるんだよ」
「都合? これより優先すべき都合なんてあんの?」
なんという傲岸不遜っぷり。なんでナチュラルに自分の頼みごとが最優先してもらえると思ってんだよ。
まあ、いい。俺の“力作”を見ればその考えも改まろうというもの。
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