過去ログ - 俺の妹が身長180cmなわけはない
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218: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/02/03(木) 18:13:29.55 ID:6tJTLwGKo
素直に提案を受け入れるあやせ。
この清純そうな天使のこと、ほぼ初対面の男の部屋に招かれるなんて普段なら絶対に拒否するところだろうが、あやせは自身の命を優先したらしい。
ふひひ、こればっかりは寒波とやらに感謝しないとな。
うおおおおお! 俺が暖めてあげるぜあやせたん!! ……一応断っておくが、変な意味じゃないからな。

「ただいま〜」
「お、お邪魔します」

おずおずと我が家へと入るあやせ。こういう何気ない仕草一つとってもかわいらしい。

「あ、ちょうどいいところに帰ってきた。京介、あんたちょっと買い物に……」
「げ!?」

ちょうど俺に買い物を頼むつもりだったらしいお袋と出くわした。こういうのを間が悪いって言うんだろうな。

「あら、京介。そちらのかわいい子はどちら様?」
「あはは、いや……こいつはな」

やばい……なんて言おう。よくよく考えれば、こいつのことまだ名前くらいしか知らないんだよね。
どうやら桐乃の知り合いだってのはわかってるんだけどさ。

「初めまして、新垣あやせです。お兄さんにはよく相談に乗ってもらってるんです」

おい、俺がおまえの相談に乗ってたなんて初耳だぞ。
前回のを相談と呼ぶなら問題ないが、俺の中ではあれ、尋問だからね。

「そうなの? あ〜あ〜、そんなに震えて……寒かったでしょ。ゆっくりしていって」
「はい、ありがとうございます」

何の疑問を持たずあやせを招き入れるお袋。このあやせという子、どうやら中々にしたたかな子のようだ。
そのまま階段を上り、俺の部屋へと案内する。暖房もつけたし、これであやせの震えも止まるだろう。

「コーヒーでも淹れてくるわ。砂糖とミルクはどうする?」
「え? あ……じゃあ、どっちも入れてください。…………お砂糖多めでお願いします」

あやせは、申し訳なさそうに少し俯いて上目使いでお願いしてくる。
やべえ、超かわいい。他に形容すべき言葉が出てこないくらいかわいい。



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