過去ログ - 俺の妹が身長180cmなわけはない
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359: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/02/24(木) 19:30:52.28 ID:4wpeXllNo
「いてえ!?」
桐乃の言葉の意味を考えていると、黒猫にふくらはぎを蹴られ、沙織に脳天にチョップをかまされた。
「な、なんなのおまえら!? 俺に一体なんの恨みがあるの!?」
黒猫はともかく沙織まで!
両人とも、びきびきとこめかみに力が入っているのがわかる。
「ああ、呪わしい。魔界に送ってやろうかしら」
「今日の正座は20分で許して差し上げますわ」
黒猫は何か変な電波を受信しちゃってるし、沙織はなにやらご立腹なようだ。沙織はなんでそんなに俺を正座させたいんだ。
あまりの怒りのためか、いつものお嬢様口調に戻っている。あるいは、俺を怒る時はその口調と決めているのだろうか。
丁寧な口調で怒られるのって怖いし、俺としてはござる口調で怒ってくれた方がいいんだけどな。
「あんたら何してんの? ほら、さっさと帰るよ!」
少し離れたところで俺たちがついてきていないことに気付いた桐乃が、大きな声で俺たちを呼んだのだった。
第十二話おわり
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