過去ログ - 俺の妹が身長180cmなわけはない
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484: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga]
2011/03/15(火) 17:25:24.97 ID:Lj3urlD7o
「次はあんたね。はいこれ」

一人完全に自分の世界に入ってしまっている沙織を尻目にプレゼントの贈呈は進む。

「……開けてもいいのかしら?」
「当然でしょ。ふふーん、実はこのプレゼント、ちょー自信あるんだよね」

言葉の通り、いかにも自信あり気に胸を張る桐乃。
黒猫はがさがさと袋を開け、中身を取り出す。そこから現れたのは真っ白のワンピースだった。

「…………」
「どうどう? ちょーかわいくない? これ、絶対あんたに似合うと思ったんだよね」

普段の黒猫のイメージとは対極にあるような真っ白のワンピース。
それを着ている黒猫を脳内でイメージする。

「ほう……これは…………なかなかに」

悪くない気がする。いや、悪くない所かかなりかわいんじゃないだろうか。
これに麦わら帽子でもあれば完璧だ。……今度、こっそりプレゼントしようかな。

「さ、次は俺だな」

妄想もそこそこに、用意した黒猫へのプレゼントを手に取る。
沙織に関しては渡して喜んでくれそうなものが簡単に想像できたんだが、正直黒猫に関しては何をあげたらいいのかさっぱりだった。
初めは桐乃と相談しようと思ったんだが、「あんたが自分で考えろ。じゃないと意味ないから」と言われ突っぱねられてしまった。
それから昨日までの三日三晩うんうんと悩み続け、ようやく出た結論がこれだ。

「これは……」

俺が黒猫に渡したプレゼント。
それは、

「ネックレス……?」
「それを見た瞬間ビビッと来たんだよ」

このデザイン、黒猫が好きそうだな。これなら喜んでくれそうだって。
黒猫が金属アレルギーでないことは事前に桐乃を通して調べておいてもらったからその点に関しては問題ないはずだ。
ま、プレゼントとしては月並みだけどな。

「……ありがとう」
「おう」

黒猫はネックレスをまじまじと見つめ、掌の上で転がしている。
特別口には出さないが、喜んでくれているのはどうやら間違いないようだ。
口元が今にも緩みそうになっていてプルプルしている。こいつのことだから素直に喜ぶのが悔しいんだろうな。



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