過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.6
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◆qPOxbu9P76
[sage saga]
2011/01/06(木) 21:36:38.05 ID:dJ.pVm6o
「それで私にプレゼント選びを手伝えと?……あまり言いたくはないけれど、こういうのってあなた自身が選ぶから意味があるのではないの?」
「わかってる。あくまで選ぶのは俺だよ。黒猫には俺の選んだ品が間違ってないか、それと着てみた感想を聞きたくてよ」
「着てみた感想?」
「おう。だからおまえを呼んだんだ」
そして俺達は秋葉原へとやってきた。
「……本当に着なくては駄目なの?」
「当たり前だ。コスプレイヤーとしての意見も聞きたいからな」
ここまでの会話でわかるやつはわかるだろう。
そう、俺は桐乃にメルルのコスプレ衣装をプレゼントするつもりなのだ。
沙織の家でコスプレした時は夜魔の女王のコスだったし、今回はあいつの大好きなメルルの衣装をプレゼントしてやろうと思いついたわけだ。
あいつ、あの時は異常にテンションあがってたし、コスプレ自体は好きだろうからな。
そして俺が覚えている限りだが、桐乃の部屋の押し入れの中には衣装っぽいものはなかったし、既に持ってるなんてこともないだろう。
ふっ、我ながら名案じゃないか。
「せ、先輩?」
そんなことを考えているうちに着替えが終わったようで、黒猫が更衣室から顔を出した。
「お、着替え終わったのか。どうだ?着てみた感想は」
「か、感想って……そんなの……言えるわけがないでしょう」
一体何をそんなにうろたえてるんだ?
っていうか感想言ってくれなきゃ、わざわざおまえに着てもらった意味がないぞ?
まぁ、感想が駄目なら俺が見て決めてもいいが。
「いえ……でもこれは…………」
依然として更衣室から出てこようとしない黒猫。
そういえば、沙織の家でアルファオメガのコスプレをしたときもやたらと恥ずかしがってたな。
あの時は、耳まで真っ赤にしてたっけ。
「出て来るのが恥ずかしいなら俺が中覗こうか?」
俺がそう尋ねると、しばらく黒猫は視線を宙にさまよわせていたが、やがてゆっくりと頷いた。
黒猫はカーテンの中へと顔をひっこめ、その代わりに俺がカーテンの隙間に顔を入れる。
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