過去ログ - 垣根「お前が欲しい」初春「……は?」
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saga忘れた 畜生…
◆XvsKHLIHQc
[saga]
2010/12/12(日) 14:20:21.24 ID:RcmkpT6o
ニヤリと笑う垣根。
またファイルを取り上げ、興味心身に読む。
垣根は素養について詳しく知らなかったが為に、ここのページはかなり気になっていたのだ。
初春は、勧誘について考えていた。
この勧誘に乗れば、自分の生活は反転する。
風紀委員としての生活は終わるし、普通の一般学生としての生活も終焉を迎える事になる。
友達である…佐天涙子とももう会えないかもしれない。
佐天だけではない、先輩である固法や白井、Level5である御坂もその一人。
日常から非日常へ。
今更後悔する、なんで自分はこんなにも興味を持ってしまったのだろうかと。
「考えはまとまったか?」
「選択の余地がありませんね…これは勧誘ではなく脅迫です。結局は、知りすぎた人間である私がこの勧誘を断れば殺されるだけじゃないですか」
「ああ、それだけじゃないぞ。お前の周りに居る人間も…分かるな?」
「…」
今日佐天涙子に打ち明けてしまった事を思い出す。
自分はこんなにも口が軽い。自分の性格が許せなかった。
関係の無い人間も巻き込んでしまうなんて。
「考えがまとまらないのなら、それでいい」
「えっ…?」
「3日だ。3日間だけ猶予をやろう。3日後に答えを聞く。3日間は、自分の最後の日常を楽しむんだな」
言い終えると、垣根はベランダに飛び出し、羽を広げ空を飛んで行ってしまう。
初春は15分ほど立ちつくしていた。
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