過去ログ - 垣根「お前が欲しい」初春「……は?」
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154:suzuna ◆XvsKHLIHQc
2011/01/29(土) 11:10:57.42 ID:eGmlvHHwo
「な、なんでアンタが」
「だから、最初から護衛って言ってるだろ」
「ママが、こっちに来て…前回襲われたのも隠してたから、心配になってと思ってたら、やっぱりこの座間じゃない」
「そう思ったから護衛を付けたんだろ」
「ざけんなぁああ!!」

理解出来ないのか、自分が間違えた事を認めたくないのか。
どちらにせよ、面倒な事に代わりはない。
私は、指令を出す。

「絹旗さん、美鈴さんを起こして説明させてください」
「それしか無いみたいですね」

絹旗は、美鈴に呼びかけ、頭を押さえながら美鈴は起き上がった。
外では、美琴と垣根が戦っている。
とは言っても、一方的な戦いで美琴がただ垣根に攻撃をしているだけだ。

「み、美琴ちゃん!?」
「待ってて、今助けるから!」
「ちょ、ちょちょちょ 待って!なんで美琴ちゃんは護衛の人と戦ってるの!?」
「……え?」
「だから言っただろ」

場は収まった。

「ほんっと、申し訳ないです…ほら、美琴ちゃんも謝って?」
「…ごめんなさい」

ムスッとした顔で言う。
垣根は作りスマイルで

「いやいや、別に良いですよ。お母さん思いな子をお持ちで素晴らしいですね」

これは、明らかに作った褒め言葉。
私でもわかるような、褒め言葉だった。

「あっはっは、早とちりな所あるからねぇ…この子は。それじゃあ常盤台に向かいましょう。時間も、結構たってしまってるから」
「そうだな、あー…」



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