過去ログ - 垣根「お前が欲しい」初春「……は?」
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33:suzuna ◆XvsKHLIHQc[saga]
2010/12/12(日) 16:17:06.54 ID:RcmkpT6o
少しだけ考えてみる。
あのアホ毛ちゃんに、何かをするのは少しだけ抵抗がある。
暗部に落ちたからと言って、まだ良心は残っているのか子供には手を出したくない。
…この人は子供である私に手を出したが。

「甘い考えを持っているなら、捨てろ。前にも言ったはずだ、仲間には優しいが敵には厳しいんだよ」

「…分かってます、ですが時間が必要です。あまりにも、無謀すぎます」

「なんだったら、ミサカネットワークを作るにあたって研究していた研究者を連れてきてもいい、そうだな個体が必要ならばミサカを連れてこよう。最悪打ち止めが必要ならば、その願いも叶えよう」

「第一位がアホ毛ちゃんを手放すとでも?同じ事になるだけですよ」

後ろで心理定規が笑う。
嘲笑っていた。

「だが、前の二つは可能だ」

「…分かりました、私なりに頑張ってみます。本当時間が必要です、まずミサカネットワークの仕組み自体を知らないといけないので」

「アクセス権限は全て解除されてる、ランクはAだ」

「Aでも足りません、SSじゃないと無理です」

「それをするのがお前だろ?」

「…」

当たり前のように言われる。
自分は既にそういう立場になってしまったのだ。

全て言い終えると、垣根は自分の部屋へと戻っていく。

「大変ね、貴女も」

と、心理定規は言い残し、心理定規も自分の部屋へと戻っていく。
残ったのは、自分と自分の作ったファイルだけ。
これからすることは、ミサカネットワークの解析。
…私一人で出来るのだろうか?
と、思ってしまう。



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