過去ログ - 垣根「お前が欲しい」初春「……は?」
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52:suzuna ◆XvsKHLIHQc[saga]
2010/12/13(月) 15:32:10.02 ID:8AC639.o
だいたい、どこで何をしているのかもわからない一方通行を倒すだなんて。

「一方通行…」

無性に眠くなり、ちょっとだけうつ伏せになって目をつぶる。
少しだけ、5分だけ寝ようと思う。
「…」
時計の音がカチカチと鳴ってるのが聞こえる。
少しだけ耳障り、それぐらい部屋が静かなのだ。

起きると、30分くらいたっていた。
涎が、出ていて机が汚れていた。ティッシュで拭くと、またため息が出てしまう。

「垣根さんと心理定規さんどこ行ったんだろう…」

昨日「守る」と言われたのに、放って置かれている状態。
人肌が恋しいだけなのかもしれない。独りは自分を不安にさせる。
もし、急に攻めこまれたら自分はどうなるんだろう、とか考えてしまう。

「…まだかな」

さっきは、別にどうでもいいと思ったが、考え直すとどうでもよくなかった。
自分は能力がLevel1で、交戦には向いていない能力。

ガチャリッと玄関から音がする。
誰かが帰ってきたのだ。
鍵が開いたことから、二人のどちらかだろう。
この家の鍵は全部で四つ。自分と心理定規と垣根が二本持ってる。
もっとも、垣根は自分で鍵すらも作ってしまうので必要が無いのだが。
誰が帰ってきたのかが気になり、部屋をでる。
そこには、三人の姿があった。

「ただいま」

垣根、心理定規……あと独りは知らない。
もしかしたら、補充されるメンバーかもしれない。
背は低く、どこかで見たことあるような顔。
茶髪の短髪で、自分と同い年くらいの顔立ちをしていた。
ただいまと言ったのは、垣根。心理定規は無言で部屋に入っていく。
すたすたと三人がリビングへ向かう。自分もそれについていく。



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