過去ログ - 一方通行「フラグ・・・・・・じゃねェだろ」  エイワス「まだそんな事を言っているのか」
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590: ◆3dKAx7itpI[sage saga]
2010/12/29(水) 00:28:54.03 ID:QoarHJso


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

『まさかこんなにも早く発見出来るとは思わなかったのだけどね。
 いや、それこそ時間の問題だったが、それにしても想定していた時期よりだいぶ早かった。
 彼女、ミーシャ=クロイツェフが施している術式に、僅かな間だが大幅な乱れが発生したようだ。
 その乱れを感知し、漏れた魔力を辿っていったらこうもあっさり見つかってしまったよ。
 天使の魔力というのは他とは違う独特の色と重みがあるからね、僅かでも漏れれば発見は容易かった』


ベツレヘムの星の欠片の発見までの経緯を、スラスラと説明していくアレイスター。
エイワスはそれをただ黙って聞いている。いや、黙って聞くしか手立てはない。

そしてゆっくりと、エイワスは口を開く。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか。 おめでとう、アレイスター・クロウリー。
 まさか今までずっと探していたのか? 君もよほど天使を恐れているのだな」

『らしくないじゃないかエイワス。 私がそんな安い挑発に乗ると思っているのかね?
 星の欠片を夢中になって探していたのはあなたも同じじゃないか』


返す言葉もない。実際、その通りだった。
アレイスターは恐らく何らかの魔術包囲網を限界まで張っていたのだろう。
そう、現在ベツレヘムの星の欠片が存在する『あの場所』まで。


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