過去ログ - 一方通行「フラグ・・・・・・じゃねェだろ」  エイワス「まだそんな事を言っているのか」
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993: ◆3dKAx7itpI[sage saga]
2011/01/21(金) 08:02:40.21 ID:dTb1dhIpo


『アライアンス』号がロシアの地へ"突貫"してから、数十分が経過しようとしていた。

最初は耳を劈くほどの銃声や爆音が鳴り響いていたこの戦場も、今はだいぶ落ち着いてきている。
一〇〇〇は越えようというプライベーティアを、この短時間で四分の三にまで鎮圧してしまった『天使同盟』。
彼らが戦うとなると、もはや一国でも相手にならないかもしれない。


「あとでレッサーにちゃんと謝らないといけませんね。 ・・・・・・とりあえず、
 天使さんと垣根さんの所へ合流しなくっちゃ」


と、その前に。
風斬は周りに転がっている兵隊たちを全員、炎上している戦車の付近へと運んだ。


「これで風邪引いたりはしないかな・・・・・・。 本当にごめんなさい」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・う、ぅ・・・・・・」


呻く軍人に深々と頭を下げる風斬。
その姿はさっきまでのバケモノの如き姿の面影はない、
どこまでも他人想いな女の子であった。

彼女は垣根帝督とミーシャ=クロイツェフの元へ合流するために翼を広げた。
そして飛翔したのだが、彼らに合流する前に風斬の動きがピタリと止まった。
見開かれた彼女の視線の遙か先には、


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・? な、なんですかあれ・・・・・・!?」




学園都市製の人工天使、風斬氷華が見たものは――――。






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