12:とある複製の妹達支援
2011/01/04(火) 19:12:40.69 ID:b0/xX/o0
生(椿)「しかし、すごいなこりゃ」
生(一)『何がだ?』
生(椿)「侵入者だよ。防衛系の設備が見事に潰されてる。焼け焦げて……ショートしてるのか?」
破壊された機器から黒い煙が立ち上って、ただでさえ淀み気味な空気をさらに悪くしている。
生(一)『監視カメラも侵入者を確認した時点でシステムごとまとめて潰された。中々の手練だな』
生(椿)「……その割には扉についてるDNA認証は壊れてないな」
生(一)『やはり電子戦も得意なようだな。ハッキングされた可能性が高い』
生(椿)「んで、そのD3ピカチュウは何処まで入り込んだんだ?」
生(一)『第三層までの侵入は確認したが、以降の動きはないな』
生(椿)「おいおい、第三層なんて序盤の序盤じゃないか。幸せの箱どころか鉄の金庫だって取れやしないぞ」
生(一)『何の話だ……結構なことじゃないか、潜る手間が省けて。……もうすぐだな』
第三層の認証扉を開き、息を殺して中へと侵入する。
生(椿)「………………?」
生(一)『椿? どうした?』
生(椿)「……侵入者は一人なんだよな?」
生(一)『確認できたのは一人だけだが……いたのか?』
生(椿)「……なんか、女子中学生が倒れてるんだが」
椿は時間が止まった音を聴いたような気がした。
生(一)『……………………はぁ!?』
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