37:とある複製の妹達支援[BLAZBLUEって面白いの?]
2011/01/05(水) 01:30:00.62 ID:Pwogntko
生(椿)「先輩……?」
ミサカ『なんでも普通の人は困難に直面した時、人生の先輩や似たような経験を持つ人に助言を貰い、
解決法を模索するとか……と、ミサカはギョロ目女から得た知識を披露します』
確かに、アクメツ達はクローンであり、彼女よりもよっぽど長く生きている。
確かに、アクメツ達は[ピーーー]だの殺されるだの、そういう世界で生きていた。
生(椿)「そうか、確かに俺達は君の先輩だな……なら、最高のアドバイスをしないとダメじゃん?」
場合によっては、それを批難されていると感じるかもしれない。
だが彼女の言葉にそういった感情は含まれてはいない。
生(一)「兄弟達と相談して、きっと君の役に立つアドバイスをさせてもらう……だから」
単純にそういった感情を表現できるほど成熟してないのかもしれない。
だが、それでも生達は違うと感じていた。
生(東)「今は少しでも体を休めなさい……ここは安全だ。軍隊が攻めてきても守りきれる」
同じ境遇であるが故の共感。そして、親愛。
それに応えるには、どうすればいいのか?
ミサカ『……では、お言葉に甘えて少し眠る事にします、とミサカはおやすみなさいを言います…………』
しばらくして少女が静かな寝息を立てているのを確認すると東はモニターの電源を切った。
生(椿)「……一条、東、どうすればいいと思う?」
生(一)「そんな事は決まって…………いや、こういう時はアレだな」
言いかけて何かに気づいたように一条は部屋を出ようとする。
一条が近づくと、音を立てずにドアが開く。
そこにいたのは。
現在、生き残っているアクメツクローン……『残留組』の全員、24名であった。
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