50:とある複製の妹達支援
2011/01/05(水) 21:44:42.58 ID:Pwogntko
どちらにせよ、その為の下準備は少しでも早くからしておいたほうがいい。
生(椿)「潜入の段階では、あまり事を荒立てたくない……『仕事』で学園都市に入り込める奴を選んだほうがいいな」
いざとなったら強行策も辞さいない、と暗に一条は表明しつつ周りの兄弟達を見る。
この場合、選ぶと言っても誰が行くかを決める相談ではない。
誰の『プロフィール』を使うか、という話である。
何しろ、DNAレベルで同一の個体なのだ。入れ替わった所で判別は不可能に近い。
よほど派手な行動でもして注目されたりしない限り、ただ顔が似ている人間同士の関係を調べられる事もないだろう。
――であれば、万が一の場合の戦力的にも現時点で最強のアクメツであるver.3の投入は当然の帰結と言える。
学園都市に送り込むので最適な『人材』は誰か、という話は学園都市で学生をやっている『安達生(あだちしょう)』の意見を聞くことになった。
ちなみに彼は『能力開発』とやらの調査……というよりも『本当のオリジナル』蘇生への可能性を模索する為、
東が学園都市へ送り込んだver.3の個体であり、『残留組』ではない。
こちらの状況を知る由もない安達は、学園都市外部からの突然の連絡に困惑していたが、
椿がこちらの事情を話すとすぐに協力を確約してくれた。
万全を期して、連絡には以前『悪滅』の際にアクメツ同士の連絡に使用していた特殊な端末を使用した。
生(安)『狙うとしたら、学生を支える立場の職業がいいだろうな。
こっちで出来た知り合いにそういうのを融通してくれそうな変わった医者がいるから、彼に頼めば医者もいけると思う』
生(椿)「本当か!?」
安達の言葉に椿が反応する。
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