508:とある複製の妹達支援[saga]
2011/03/08(火) 19:22:42.99 ID:QlNzaqhpo
美琴「お返しに、イチゴ味食べる?」ヒョイ
黒子「食べますの!」パクッ
ふいに訪れた、食べ比べという名の間接キスイベントの発生に黒子は歓喜に震える。
黒子「(黒子は! 黒子は幸せですのっ!)」キーン
こめかみの痛みすら感じない程の圧倒的な幸福感が黒子を満たす。
――だが、少し待って欲しい。
もしも先程、美琴と同じイチゴ味を注文していたら……?
黒子「(と、とんでもないミスを犯すところでしたの――ま、まさか!?)」ハッ
その時、黒子に電流走るっ!!
安達「(良かっただろう? 別の味にして)」ドヤ?
ざわ……ざわ……
黒子「(す、全て計算の内だったと!? 安達さん……あ、貴方という人は……!)」フルフル
この時、黒子が安達に抱いた感謝の念は、去年の郵便局強盗の時に助けられた事よりも大きかったそうな。
黒子「安達さん、わたくし……これほど殿方に感謝した事は初めてですの……!」ウルウル
安達の両手を握り、感動の涙を浮かべる黒子。
美琴「こらこら」
なんとなく、黒子の考えている事が分かったらしい。
安達「いや、まさかそこまで喜ばれるとは……予想外じゃん」
???「indeed なかなか顔を出さないと思ったら、こんな所で女子中学生を侍らして、ご歓談中だったのね」
安達「…………………………」
完全に予想外の人物の声が聴こえた気がして、安達の思考が一時的に止まる。
ゆっくりと、声のした方向へと顔を向ける。
安達「ぬ、布束?」
――何やら大層、ご立腹な様子の布束砥信がそこにいた。
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