633:とある複製の妹達支援[saga]
2011/04/03(日) 12:42:18.41 ID:m784L9lao
上条「あの、その……」
どうやら、自分は何か『とんでもないこと』を言ったらしいのは理解出来るのだが、
それがどういう原因から起きた事で、どういう結果を生もうとしているのかは……さっぱりである。
上条「えっと……」///
が、何故か本能的に凄く恥ずかしい。
理解不能の感情の渦の中、上条が出した結論は。
上条「み、御坂が悪いんだぞ!? あんなヘンテコな演技しやがって! 白井だって正視できなくて、気絶してたじゃねーか!!」
――責任転嫁である。
美琴「んなっ!? へ、ヘンテコとは何よ!? 大体、アンタどこから見て――」
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上条「『え〜〜〜〜 私 そんなに子供じゃないよぉ』」キャハ
――プツン。
美琴は、自分の中で何かが切れる音がしたのを確かに聞いた。
美琴「――――さい」
上条「うん?」
美琴「――忘れなさい」
上条「……あ、れ? な、何でしょうか。この気配は」
美琴「全部、忘れなさいっ! じゃなきゃ、アンタの記憶を物理的に消してやるんだからっ!!!」///
上条「ちょ、え!? み、御坂サン!?」
美琴「ふふふ……ふふふふっ……」
ゴロゴロゴロ
上条「……ら、雷雲?」
美琴「超電磁砲まで防がれちゃったんだもん……私だって、本気を出すしかないじゃない……?」
上条「よ、よせ、御坂……忘れる! 忘れるから! それにお前、そんなモン使ったら、周辺の電子機器がっ!?」
美琴「防げるもんなら、防いでみなさいよ……私の全てを出し切った、全身全霊の攻撃……」
上条「……ふ、ふ……ふ」
三二万八五七一分の一の『天才』は、天然自然の力をも操り、学園都市の二三〇万分の一の『天災』へと文字通りの『天災』を襲いかからせる。
上条「不幸だあああああああああああああああ!?」
少年の絶叫が、一学期最後の日の夜を締め括った。
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