7:とある複製の妹達支援
2011/01/04(火) 17:35:48.15 ID:b0/xX/o0
連鎖するように椿は思い出す。『後始末』の内容を。
仲間達の遺体も何体、解剖したか分からない。
あの時は、事後調査やら関係者の護衛やらを任された他の『残留組』を羨ましく思ったものだ。
マスクに仕掛けられている爆弾によって、頭部こそないが、自分を……自分と同じ肉体を切り裂くという感覚。
仕事とはいえ、やらねばならない。他の誰かに任せるなんて出来なかった。
彼等の遺体をよからぬ目的で入手しようとする人間がいないかどうか、
それを監視する為にも彼がやらなければいけなかった。
残された者達の平穏の為に。
悪を滅する為ではなく、滅する悪が現れぬように。
生(椿)「でも、このままじゃ……」
生(一)『どこかの馬鹿に平穏を壊されるかもしれない?』
生(椿)「……ああ」
生(一)『大丈夫だ。本命が狙われたなら別だが、旧プラントを調べたところで何の手掛かりもない』
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