730:とある複製の妹達支援[saga]
2011/04/27(水) 14:28:16.53 ID:3MZrhNkZo
食事が進むにつれて、少女達の話題は入院の原因へとシフトしていった。
麦野「――そもそも、『アイテム』の構成員であるアンタ達が、馬鹿な逆ギレ学生の爆弾如きで入院ってのも問題があるな」
絹&フレ「「うっ」」グサッ
麦野「まぁ、殆ど無傷で検査入院で済んだみたいけど? それだって、クレープ屋の店長とやらに庇われた結果なのよね?」
絹&フレ「「ううっ」」グサグサッ
研ぎ澄まされた言葉の刃が、容赦なく二人へ突き刺さる。
麦野「『結局』フレンダは、普段から爆弾を使ってる癖に得意分野で遅れを取った『訳』だろ?」
フレンダ「面目ない訳よ……」
麦野「絹旗も、能力の防御力に頼りすぎて、基本的に注意力不足だったんじゃないの?」
絹旗「返す言葉もないです……」
麦野「まぁ、無事だったから良かったけどさ。……仕事中だけじゃなくて、普段から気を抜かないように」
絹&フレ「「む、麦野!」」キューン
滝壺「……ツンデレ?」
麦野「コホン……それで、アンタ達を庇った……」
絹旗「海原さんですか?」
麦野「そう……そいつは生きてるのよね?」
フレンダ「うん。重傷だった筈なのに、割とピンピンしてた」
絹旗「明日か明後日にでも、改めてお礼をしようかと……」
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