79:とある複製の妹達支援[辞める→止める]
2011/01/08(土) 01:56:28.90 ID:eQpzOiIo
天井「わ、私はこれで失礼させてもらうよ……ははは」
色んな意味で疑いの目線を送られた天井は慌てて席を立った。
逃げるように会計を済ませ店を出て行く。
間男のような天井を視界の端で見送ると、生は今まで天井の座っていた位置に陣取り、改めて挨拶を交わす。
生(安)「こんにちわ、布束砥信さん」
布束「……一応、お礼を言ったほうがいいのかしら?」
生(安)「彼を追い払ったことになら、ご自由に。ですが『お嬢さん』については、まだ何も成し遂げてないので、止めておいて下さい」
布束「…………そう。なら前の方にだけ感謝しておくわ」ジー
生(安)「……どうしたんです?」
布束「indeed 興味深いわね」マジマジ
試験個体以外に初めて見るクローンが、という事だろうか。
生(安)「……これからどうしますか?」
布束「……?」
生(安)「デートの約束があるんでしたよね、確か?」ニヤリ
布束「そうだったわね。じゃあ、場所を変えるとしましょうか」ニヤリ
テーブルに五百円を置いて布束に付いて店を出る。
――オペレーション『お父さん、娘さんを僕にください』完了。
……さて、これからが本番じゃん?
第2.5節 『二人の研究者』 完
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