過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」
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868:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/07/03(日) 20:59:15.80 ID:otkRBMn3o

上条「生、無事かっ!?」

新倉「……見ての通りじゃん。そっちも何とか切り抜けたみたいだな」ノ

転がるように学生寮を飛び出してきた上条を新倉は片手を挙げながら迎えた。

上条「妙な……いや、変な人の助太刀がありまして……自分でも信じられないから、後で話すよ」

正直、夢か幻の類だと思いたいらしい。

新倉「(変て……わざわざ言い直して、悪い表現を使わなくても……)」

色々な意味で他人事ではないので、他からの評価は地味に気になる。
仮面カッコ良いと思うんだけどな、と口の中で呟いた。

……仮面の時点で変だという事に気付かないのも問題だが。

上条「生?」

新倉「何でもないじゃん……で、魔術師は?」

上条「疲れたのか、廊下で寝てる。……そのうち起きて、勝手に逃げるだろ」

新倉「それはそれは」ニヤニヤ

上条「――とりあえず、消防車が来る前に寮を離れよう。御坂とインデックスも心配だ」

新倉「消防車?」チラ

伊吹の奴が乗ってきた梯子車は、既に寮の前から消えている。
流石は俺、と賞賛したくなる程の見事な引き際だった。

上条「上の階から見えたんだよ。何台か、ここに向かって来てる」

火災報知器が作動していない事を考えると、少しばかり来るのが早い。
魔術師によって『人払い』の処置はされているだろうから、目撃者による通報も考え難い。

新倉「(伊吹が事前に呼んでた……? それに紛れて、普通の消防士として現場に舞い戻る気か)」

犯人は現場に戻る、とは違うが……きっと、そんな感じだろう。

上条「直に野次馬も集まって来そうだし……」

新倉「りょーかい。目を付けられる前にトンズラするとしますか」

上条「いや、トンズラって……」


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