882:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/07/05(火) 22:47:45.66 ID:oEWSbf3Zo
結局、小萌先生には必要最低限の事だけを話した。
ただし……ある程度噛み砕いて喉越しを良くした、当たり障りの少ない情報だが。
要約すると、こんな感じになる。
@昼間に知り合ったインデックスという少女が暴漢に襲われていた。
Aそれを上条と美琴と生で助けた。
Bだが、その直後に生が倒れてしまった。
C暴漢と、その仲間に追われていて、小萌先生の所に匿ってもらいに来た。
色々と無理があるし、インデックスはどう見ても学園都市の人間ではない。
だが、小萌先生は疑いながらも……それでも上条達を受け入れてくれた。
あんな一言で、教師の顔になってしまうのだから、本当に月詠小萌という人は教師の鑑だと上条は思う。
小萌「とりあえず、落ち着いたみたいですね」
布団に寝かされた生のおでこの上の濡れタオルを交換しながら、小萌先生は言った。
上条「そうですか……良かった……」
小萌「でも……快方に向かってる、とは言えないですー。……やっぱり、ちゃんとした病院に連れていくべきです」
上条「…………ですよね」
小萌「……まぁ、追われているんですから、今晩は様子を見ましょう。
それで、明日の朝に容態が変わらないようだったら、『この子』は私が病院に連れていきます。それでいいですー?」
上条「助かります」
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