過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」
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92:とある複製の妹達支援[saga]
2011/01/13(木) 23:34:48.38 ID:z0xnBQBbo
生(東)「と、いうよりも数が数だ。向こうも大量生産する筈だから、製造の段階で設計図に細工をすれば、学園都市が勝手に下準備してくれる」

ミサカ「……そんな事をして気づかれないでしょうか? とミサカは不安を顕にします」

生(東)「恐らく気づかれる可能性は低い筈だ。
     ……他の『妹達』のゴーグルには実験のデータを取るための機構が備えられるはずだ……そこに紛れ込ませる」

実験のデータ発信がMNWやゴーグル経由で行われ、それがデジタル情報でやりとりされることは想像に難くない。

――そこに付け入る隙がある。

細工と言っても、少しばかり送信する情報が増えるだけの事。
……しかもそれが行われるのは、死の刹那。
ある意味で消耗品と言える軍用ゴーグルに注意を払う人間は少ないだろうし、仮に居たとしても布束にフォローさせれば誤魔化せる範囲内。
とはいえ……これは学園都市側に警戒心を抱かせた時点で頓挫する可能性が高い計画である事は確かだ。

……だが『妹達』を殺させるという、生達の常軌を逸した奇策がそれを許さない。

仮に生達が大々的に実験に対し、妨害行動を取れば、自然と相手側に警戒心を抱かせ、計画露見の危険が高まるだろう。
しかし、表面上は予定通りに進む実験に疑問を抱く人間はいないだろう。

生(東)「設計図は完成次第、潜入班の誰かに預けて、安達と布束とやらに渡るようにしよう」

生(椿)「なら俺が直接持って行こうか?」

特出した戦闘スキルの無いver.1であるものの、椿も医師として学園都市にある病院への潜入が決まっていた。

生(東)「それでもいいが……万全を期してver.3の誰かに持たせるさ」

生(椿)「そ、そうか……」ガクッ

生(東)「何を落ち込んでるんだ」

生(椿)「どうしてだろうな………………いや、試験個体の為に何かしたいって事なんだろう、と生は自分で分析してみる」

ミサカ「ミサカの口癖を真似しないでください、とミサカは先輩の素直な言葉に喜びを覚えながら、自らのアイデンティティを守るべく指摘します」

生(椿)「そういえば、その口癖はいつからなんだ?」


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