951:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/09/23(金) 23:24:05.28 ID:57EzCirIo
美琴「自警団って言うのかしら……他のスキルアウトや能力を悪用するような奴から学生達を守るようになったの」
上条「何だよ……良い事じゃないか」
美琴「風紀委員の手の届かない……そんな場所での事件を未然に防いでくれてるみたいね」
上条「――凄くイイ奴らだな……」ジーーン
安達「前は資金調達の為に犯罪行為もしてたらしいが、今は真っ当にやってるじゃん」
小萌「そう言えば、黄泉川先生も前に愚痴ってましたー……『更生してくれたのは嬉しいが、何だか張り合いがないじゃん』って」
上条「(そうか、なら浜面もそうだったのか……?)」
新倉の友人だったのだから、彼も第七学区のスキルアウトなのだろうと推察できる。
上条「(……けど、浜面もイイ奴だったもんな)」
上条は何故か、我が事のように嬉しい気分になっていた。
例え、無能力者であっても……そこから更に堕ちるような生き方を選ばない。
ゼロであってもマイナスではない。
――それはきっと、どんなに強い能力を得る事よりも価値のある事だから。
小萌「……安達ちゃん、もしかして新倉ちゃんと……この際、ちゃん付けで呼んじゃいますけど……情報交換とかしてますー?」
安達「」ギクッ
上条「……え、してんの?」
安達「いや、捜査の時とか……路地裏の情報に強いスキルアウトが味方だと助かるじゃん?」
美琴「ちょ、そんな事してたの!? 情報漏洩なんてレベルじゃないわよ!?」
安達「――頼んでないのに首を突っ込んでくる民間人への情報漏洩も問題じゃん」
更に能力を使って勝手に支部に入ったりしてるらしいし、と付け加えるのも忘れない。
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