過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」
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982:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/10/29(土) 21:58:16.61 ID:Sfh625mUo

〜とある病院〜


生(椿)「――来たか、如月の」

とある病院の診察室で白衣姿の椿生は、如月生を迎えた。

生(如)「よぉ、新倉の奴はもう?」

生(椿)「もう、病室へ入った……月詠先生への応対は流石に他に任せたが……そっちは?」

生(如)「今、受付に来てるじゃん……んで、どうすんだ? 
     検査するのはいいとしても、新倉の状態の事は話すのか?」

生(椿)「検査の結果次第ではあるが……問題ナシなら話して、問題アリなら黙っておく」

生(如)「まぁ、その辺の判断は医者のお前に任せるけど。
     ……仮に問題ナシだったら……誰が話すんだ?」

生(椿)「……俺が話すしかないだろうな。二十代の俺なら、親戚って事で誤魔化せるだろ」

生(如)「悪いなぁ、俺達が若いばっかりに」

『残留組』であり、この10年を普通の人として生きた椿と違い、如月は蘇生された『悪滅組』。
その新品の十代肌を輝かせながら、如月生は満面の笑みを浮かべる。

生(椿)「イヤミか貴様」

生(如)「冗談だって……ところで、カエル先生は居ないのか?」

生(椿)「どうも気になる事があるらしくてな。水穂機構病院に出掛けてるじゃん」

生(如)「へぇ?」

生(椿)「よくは分からないが、事態が動きそうな気配だ。
     俺は患者の相手で手一杯だし、まだver.1のままだから何かあっても動けない。
     ……いざという時は頼んだぞ?」

生(如)「――ああ、任せとけ」

病院には相応しいとは思えない鉄拵の『成果』を左手に握り、如月生は獰猛に笑った。


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