過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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161:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/15(水) 22:34:33.58 ID:plvK0H60

「……食事したらお風呂だね。そう、あの糞っタレの中二もやしをいたぶりに行くんだから。
その為にはしっかり栄養取ってリフレッシュしておかないとね。うん、それだけそれだけ。
それ以外ありえねーし」

ブツブツ言いながら枝毛が無いかチェックをする。
枝毛が無いことに、うん、と何に対してか頷くとリビングへ足を運ぶ。


「ねーヨシカワ〜〜何か食べるもの無い〜ミサカお腹空いちゃっ…… ――― た……?…」
「よォ。こンな時間まで寝てるなンざァ、いい身分だなァ」

テーブルで芳川桔梗と向かい合っているのは、先ほどまで話題の中心になっていた学園都市最強の真っ白しろすけ。
芳川は淹れたてであろうコーヒーを一方通行の前に置こうとしている。
番外個体は一方通行の姿を、一週間ぶりの姿をまじまじと見る。
顔色が良い。自分がいない間の食事はどうにかしていたのだろうか。
というか何を暢気に茶をしばいてやがる糞野郎。
大体誰のせいでミサカがずっとブルーだったと思ってるンだ。
少しは申し訳無さそうにしろよ、マジ屑男だな。
言いたい文句、罵詈雑言が浮かんではシャボン玉のように消えていく。


「しかしよォ。お前寒くねェのか?この冬にンな格好曝してよォ」

眉を顰める一方通行の視線を番外個体はゆっくりと追って行く。

シャツのボタンを殆ど留めずにおいた胸元からは薄水色のブラ。

胸元からはくっきりはっきりとした谷間がこんにちは。

姉とは似ても似つかぬ、妹達の血涙交じりの嫉妬を一身に浴びる困ったちゃんなバストがデンと存在を主張している。

引き締まったウエストには可愛らしいおへそがちょこんと収まっている。

そして、薄水色のブラとお揃いの薄水色のパンツと、そこからすらりと伸びた優美なラインを誇る脚。

ようやく番外個体は自分の格好を把握した。
そして、一方通行がそれを見ているという現状も把握する。


「死ね!!糞助平モヤシ野郎!!!!」
「ぶふッ!?」

気付けば憤怒と羞恥に真っ赤に顔を染めた番外個体は手にしていたぬいぐるみを全力で一方通行にぶつけていた。




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