過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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203:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[sage]
2010/12/18(土) 00:12:09.01 ID:tx9S1z.0

スカート捲りスキルとイジリスキルに掛けて佐天涙子は一家言持ちだ。
チェシャ猫の如くしししししと笑う年下の少女に対して良い様にからかわれているあたり、
日常生活におけるコミュ力の決定的な差が現れる。


「でも…食べてくれる人がいると料理って楽しいし上達も早くなりますからねぇ」


テンション一転。佐天は瞳を伏せる。

スプーンでコーヒーをくるくるとかき回しながらポツリと佐天が呟く。


おやおやぁ?と結標淡希は佐天の言葉の端になんともいえないものを感じる。
言葉の響きがなぁんとなく『甘い』のだ。
もっとも、それを嗅ぎ付けることが出来るのは、結標 ――― あわきんにも同様のものがあるのだからこそだ。


だがその事にはツッコンではいけない。
ツッコメば林檎のように彼女は顔を赤くするだろう。

あ、もうとっくにそうだった。


「ふふぅ〜ん。貴女にもそういう人がいるわけね」
「そうですね、確かに料理を食べさせてあげたいなぁっていう人、いますよ」


「貴女あっさりと恥ずかしげもなく…」




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