過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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204:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[sage]
2010/12/18(土) 00:15:40.84 ID:tx9S1z.0

もうちょっとこう顔を赤面させて

『ち、ちち、違います!!そんな人なんて私には…もう!!イジワル!!』

みたいなリアクションを期待していただけに結標は肩透かしを食らう。


どもりまくりで照れまくりの自分は一体なんだというのだ。


中学生の方がもしかして大人じゃね?

あれ?私見た目お姉さんなのに経験値負けてね?


そんなことを思ったかどうかはわからぬが、結標の期待に反した素直な反応はカウンターのように結標を打ち据える。


「ところで“貴女にも”っていうことはやっぱり結標さんもそうなんじゃないですか。
認めちゃいましょうよ」


「はうッ!?」


今度はあわきんのターンかと思いきや、佐天はカウンターであわきんの柔らかいところを突く。
認識の外から打つパンチを人は究極のパンチというが、正に今のがそれである。
宮田君ばりのカウンター。

結標はとうとう観念したかのようにテーブルに突っ伏す。
耳まで真っ赤にしながら、潤んだ瞳を伏し目がちに泳ぐ。

呻くように

熱い吐息を吐くように

身体の中から、堪え切れない想いを解き放つようにぼそりと。



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