過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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貧乏螺子
◆d85emWeMgI
[sage]
2010/12/11(土) 17:20:58.04 ID:KVww07Y0
我等が佐天さんは一方通行の首にかじりついたまま、ご満悦のご様子だ。
すりすりと顔を擦り付けては、頬を染めてにゅふにゅふと笑う。
心なしか口も『ω』。
「おい、状況把握しろ。お前今の自分わかってンのかァ!?」
「クンクン…いい匂い…クンカクンカ…にゅふふふ〜〜にゃんふ♪」
「ちょ、え、君ィィィィィィィィィィーーーーー!!」
どうしてこうなったと思う方もいるだろう。
『山を飛び、谷を越え、僕等の街へやって来た』と古き時代の歌詞にあるが、一方通行は正に“その通りの方法”でやって来た。
一般的な、能力を持たぬ女子中学生が日常で経験するあらゆるアトラクションよりもスリリングな手段で、だ。
顔を凄まじい勢いで叩く風を一方通行がベクトル操作で防ごうとも、正直そりゃあ怖い。
紐無しバンジー?もしくは安全バー無しでフォールダウンを繰り返すようなものだ。
結果、佐天涙子は一方通行の身体に身体ごと押しつつけるようにしがみつくことで彼の温もりを感じ、彼の首筋に顔を埋めて安心することでその恐怖をやり過ごしてきた。
それでも怖いもんは怖い。
少なくとも「わぁ〜風になったみた〜い!!」だの「コレが空を飛ぶっていうこと…(うっとり」とはならない。
そりゃあ普通ならない。
そして、人間は恐怖を感じすぎると、快楽物質が出て恐怖から逃れようとする。
佐天涙子の場合は気になるあんちくしょうの『匂い』にそれが+αとなった。
相乗作用という言葉がある。恐怖から逃れるべく身体が快楽を求めようとし、異性の匂いがそれを増幅し、そして増幅した快楽物質が更なる快楽を貪るように…
と此処まで書いてきて何だか、ちょっとアレな感じだが、つまり、もっとわかりやすく一行で説明すると。
『佐天涙子は一方さんの匂いと温もりでヘブン状態になった』
こんな感じである。
うっかりその場にいる人間には黒い猫耳が幻視出来てしまいそうだ。
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