過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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591:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2010/12/31(金) 01:30:25.48 ID:CbCB7h20

「いけなかった?」

「別にどうでもいいけど〜ミサカとしては瓦礫と一緒に転がしておけっていう話しっつーか」

「じゃあいいわよね」

「うぅ…それはぁ…そうだけどさ」

「それともアナタがしてあげたかった?」

「ば、ばっかじゃねーの!!そんな気持ち悪いことするわけねーし。
 つーか想像するだけで鳥肌ものなんだけど!」

「ふ〜ん。そう」

慌ててそっぽを向く番外個体を、興味なさそうに見やると、
結標は一方通行の白い髪をそっと撫でる。

さらさらとして、癖もなく、引っかかることの無い絹色のような髪の感触が心地よくて
結標は何度も指を潜らせる。

一方通行はその撫でる結標の手が気持ちいいのか、猫のように体を丸めると結標の膝の上に乗せた頭を結標のお腹に擦り寄せる。



「………なにこの可愛いいきもの」
「ミサカも……ハッ!?」


いい掛けてから番外個体はハッと気づく。
結標のにやぁっとチェシャ猫のような笑みが番外個体を愉快げに眺めているのだ。


「ミサカも?その後は何かしら?」

「み、ミサカも、もう帰ろうかな〜ヨミカワ達心配してるだろうし」

「そう?じゃあ気をつけてね。私はもうすこしこうしてるから」

「やっぱり残る…!!」



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