過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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貧乏螺子
◆d85emWeMgI
[sage]
2010/12/12(日) 01:44:45.02 ID:llRuvQc0
「……まァ、この前よかはマシなンじゃねェかァ?
言っておくが、マシになっただけだ、マシになァ。勘違いしてンじゃねェぞ!」
舌打ちと共に大変素直ではない言葉が出る。
しかし、一方通行とそれなりのつき合いである土御門にはどれほどデレているのかがわかる。
(いっつーさんのデレいただきましたにゃー!)等と内心喝采を上げる土御門元春。
正直、かつての一方通行に比べればデレ期に完全に突入しているとしか思えない。
「まぁ、俺としちゃァ、もう少し薄味でも良いンじゃねェかと思うがなァ」
本当はすっごく味を薄めて欲しい。切に願う。
だって噛んでる最中にガリガリ音がしたンだもン。その言葉をグッと飲み込む。
無性に薄味の煮物が食べたいなどと、疲れたサラリーマンのお父さんのようなことを思う。
「そうなんだ…」
一瞬結標は無垢な、年相応の表情を浮かべるがそれを打ち消すように唇を尖らせる。
「って、そっちこそ何勘違いしてるのよ!どうせ自炊しないだろうアンタに同情したから残飯やってるだけなんだから。
味に注文付けるなんて片腹痛いわよ」
「ああァそうかい。そいつァ悪かったなァ。ったく、人がせっかくアドバイスしてやってンのによォ…」
いや、ほンと塩の塊とかキツイっスよ淡希さンと一方通行が思ったのかは定かではない。
しかし、アドバイスは事実を指しているのだ。
「よ、余計なお世話よ!!」
しかし、結標はカァっと赤くするとふんと、鼻を鳴らす。
一方通行は結標の相手はおしまいだとばかりにきびすを返す。
早く寝たい。疲れきった身体を癒したかった。一刻も早く。
「何よ…何だかんだ言ってきっちり食べてるじゃないの素直じゃない奴!!」
「それをお前が言うなっていう話しだにゃー」
「ですね」
「な、何よ!!」
ムッとした顔で睨みつけてくる結標に土御門と海原はやれやれと肩をすくめる。
「鏡見たほうが良いんだぜい。耳まで真っ赤だにゃー」
「あと失礼ですが、顔が緩んでますよ」
「一方通行が鈍い奴で良かったにゃ。いや、悪かったのか?」
「あにゃッ!?」
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