過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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653:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/03(月) 23:51:22.83 ID:qpfI9No0
上条はそんな手元の雑誌をじろりと恨めげに眺めながら、ブルジョワめと呟く。実に忌々しげに。

「映画デートとか……金持ちですなぁ〜今時のJCの嗜好を満たすような映画の研究に余念が無いとか…」
「テメェも行けばいいだろォが……」

いい加減鬱陶しいと感じたのか、一方通行が投げやりに返す。
正直、コイツをヒーローと憧れていた時期が黒歴史化していく流れだ。


「甘いな、甘すぎるぞ一方通行!!映画のチケット二人分なんて一週間分の食費に匹敵する大金だぞ?そう易々と使える金額じゃないのですよ」
「相変わらず甲斐性ねェなァお前。バイトしたらどうだ?」
「何故か店が潰れたり、魔術師の攻撃に巻き込まれて大破したりするんで一週間まともに続いたことがございません…」
「幻想殺しハンパ無いな…」

コイツは将来公務員か揉め事処理屋になるしか無いのではないだろうか。
少なくとも共に簡単に潰れる職ではない。


「まぁ、映画館でスるか、家でスるかの違いなんだけどな…」
「TPOを考えろよヒーロー…」
「某イラストの腋出しインデックスのエロさ!!!修道服ってさぁ、下が裸だともう……モザイク必要よ?」
「テメェの頭を今すぐ修正掛けてェなァ……」
「だって、そういうのって燃えるだろう?お前だってわかってるはずだぜ!!」
「声デケェよ」
「あの天使の歌声で(聞いたシスターは漏れなくペンで鼓膜破ります)、舌足らずの口調で喘ぐんだぞ!!??」
「声デケェって言ってンだろォがァ!!」
「お前だってセーラー服とかで色々ヤッてるだろ!!緊縛プレイとか…」
「うるせェ!!あ、店長さンですか?すンませン、今すぐ、ホント、こいつ今すぐ黙らせますンで…ッ」





そんなやり取りから早一週間。
上条が居残りを終え、ふらふらのよろよろで帰ると、そこには驚愕の光景が待っていた。




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