過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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89:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[sage]
2010/12/12(日) 19:08:03.43 ID:llRuvQc0

ニーソか網タイツかガーターか。
この譲れぬ主張を巡り、上条当麻、浜面仕上、そして一方通行の三人の学園都市の英雄が血で血を洗う戦いを行ったことは、記憶にまだ新しい。

人はこれを『千日っぽい戦争(ニューサウザンドウォー)』と呼んだ。

上条の説教が風を切り、浜面の巧妙かつえげつねぇ罠が炸裂し、一方通行のプラズマが周囲を焼き尽くした。

上条の腕が吹き飛び、うっかり中からドラゴンさんがこんにちはしたり、浜面が召還魔法むぎのんによって自らの首を絞め、一方通行の黒翼が唸りを上げた。

上条さんがドラゴンっぽいのと合体して「俺は前世だか向こう側の世界だか、なんだかんだで魔王サタンだったりする」と言えば、それに対抗するのはダークヒーロー担当一方通行さん。
一方通行はエンジェル化して、エイワスを倒した時に手に入れた力で「じゃあ俺はルシフェルだコラァ!!!」と中二病を悪化させたりもした。

その頃になると僕等の凡人、浜面仕上さんはむぎのんに追っかけまわされていてそれどころじゃないし滝壷さんはそんなはまづらを応援していた。
戦いは、結局インデックスが網タイツを履き、番外個体と結標淡希がニーソを履き、滝壺がガーターを履いたことにより互いを尊重することの大切さを学んだ三人の自主的停戦によって終結した。


上条はその時の網タイツに包まれたインデックスの白くしなやかな脚を思い出す。
まるで陸に上がってしまった幼い人魚姫のような、すらりとした、穢れ一つ無い脚。正直ムラムラすると上条はごきゅりと生唾を飲み下す。

「うふふ、とーまったらいやらしいんだよ目が」
「いや、何を言ってるのでせうかインデックスさん。上条さんは別に…」
「嘘ばっかり。とーまは隠し事をするときは頬をかく癖があるんだよ」
「んなことねぇよ」
「でも安心かも。一時はとーまってば本気でアレが使い物にならないんじゃないのかなって、幻想殺しの影響で、とーまのきかん棒にあるはずの思春期が打ち消されてるかもって思ってたんだけどね」

上条さん枯れ過ぎだろうと、誰もが思っていた。
もしかして彼はいつしか仙人の領域に…などという疑惑が学園都市、イギリス中を駆け巡ったりもした。
しかし、現実はそうではなかった。所詮というべきか、流石にというべきか、上条も漲るお年頃。
流石の幻想殺しも上条の思春期まではぶち殺せなかった。

顔を背け頬をかこうとした指をインデックスが掴む。
可愛い顔して、可愛い声で、そうとうキワドイことを口走るほとんど幼女に、上条は……正直ムラムラした。

インなんとかさんネタを乗り越えたインデックスは様々なスキルを操るようになっていた。
今の彼女はさながらインモラルさん。そして、夜では上条さん相手にインファイトさん(意味深)になる。

まったく10万3001冊マジぱねぇなぁ。




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