過去ログ - 佐天「嫁にして下さい!」 一方通行「ゴメン、ちょっと待って」
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91:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[sage]
2010/12/12(日) 19:15:45.79 ID:llRuvQc0

「あッ…とーま?もう、ほんとにとーまはとーまなんだね。でもね、そんなとーまの為にインデックスはしっかり準備しておいたんだよ?」
「じゅ、じゅんび…ですと…」
「うん、とーまの好きな桃のボディーソープ。ほら、桃の匂いがするでしょ?」

インデックスが身体をすり寄せる。
その際、ふにゃんと柔らかいものが当たる感触に上条は唸り声を上げる。

「Shit!Shit!Very shit!!」

【上条REASON:45/100】

しかし、上条はそれを鋼の精神で押さえ込む。
紳士たれ。紳士であれ上条当麻。昨日さんざんイタしたというのに、お前はちょっとスリスリされたらもうこのザマか?
大切にするんだろ?守り抜くんだろう?泣き顔なんて見たくもないのだろう?だったらこれくらいの(誘惑の)プロローグで挫折してるんじゃない。誰だって紳士になりたいんだ。

しかし、このけしからんニンフェットは、更に上条の防壁をつき崩しにかかる。


「ほら、ほら、とーまってば。黙ってないでなんとか言うんだよ。ほら、ほら」

すりすりすり、ふにゅふにゅふにゅ。
いけないシスターは上条の幻想殺しを無効化していく。
耳にかかる吐息は竜王の吐息ならぬ妖精の吐息。

(効果は抜群だ!!)

【上条REASON:20/100】


「ねぇ、とーま。とーまったら。……いんだよ?」
「なに…?」
「我慢しなくてもいいんだよ?」
もじもじと、一転して恥ずかしがるインデックスはちらちらと赤い顔で見上げながら上条の裾を摘む。
「は、恥ずかしいけどね、とーまが我慢するくらいなら…いいんだよ?それに、とーま明日は補習もないし、お休みなんでしょ?」
「おう…」
「だから、とーまの好きな桃のやつで洗ったり…私も実は期待してたかも…」

恥ずかしいにもほどがあるとばかりに顔を伏せるインデックス。
彼女は気づいていなかった。
その仕草はヨハネのペンモード、通称「ペンデックスさん」時のクールビューティーっぷりを上回る色気を放っていることを。
インデックスの限界を超えたインデックスであることを。



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