8:貧乏螺子 ◆d85emWeMgI[saga]
2011/01/10(月) 01:44:29.61 ID:/nSJQnYu0
【結標淡希】
愛しの幼女を助けにロシアに渡って、帰ってきたとき少し変わっていた。
暗部の解放を学園都市に要求したらしい。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ見直した。そして感謝した。
ありがとうと言ったら、またもや可愛くない返事。
偽善者?
偽悪者?
でも頬を赤くしてそっぽを向いても説得力が無い。
こういうとき白い肌は不便だ。
胸の奥がきゅんとなった。
だから私は勘違いしていた。
どれだけ人に懐こうとも、肉食獣は肉食獣なのだと。
眠っていたアイツの顔が無防備なのに見入ってしまって。
ずっと眺めていたら起きたあいつと目が合って。
アイツのズボンの膨らみを目にして、悪戯心を出してしまった。
余りにもらしくない年相応の男の子っぷりに油断していたのだ。
なにかやらしい夢でもみてたの?とからかってみた。
童貞君は欲求不満なの?と笑ってやった。
お姉さんがお相手してあげましょうか?と挑発っぽく言ってやった。
きっといつものようにしらけた顔で馬鹿にしてくるのだろうと思っていた。
そう高を括っていたらソファに押し倒されていた。
552Res/236.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。