過去ログ - アレイスター「超能力者達にバンドを組ませる――『最終計画』だ」土御門「」
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[saga sage]
2010/06/13(日) 15:06:04.25 ID:KFqfzr.0
土御門元春は携帯電話を片手に項垂れていた。
意味がわからない指令を下されたことに憤ってもいたし、拒否できない自分にもイラついていたし、なによりもなぜ自分が、という思いが強かった。
『窓のないビル』でアレイスターと会い、話してから数時間が経過しているのだが、土御門はべたりと会議室のテーブルに頬をつけてだらしなく携帯電話を見つめるだけである。
正直なところ、動きたくないのだ。
思い返してみると、どうも自分はスパイだなんだといいながら随分と彼の言いなりになっていた気さえする。
いっそここで大反乱でも企ててやろうかと思ってみるものの、行動に移す土御門ではない。
はあ、とため息を吐き、彼は携帯電話をパチリと開けた。まずは、最も電話し慣れている人物から取り掛かるべきだろう。
だるいなあやりたくないなあ放り出したいなあ。
そんなことを心中で思いながら、土御門は履歴を探し、とある少年に電話をかけた。
某月某日、とあるビルの会議室
一方通行「……、……」
御坂「……、……」
麦野「……、……」
土御門「……さーて、メンバーがある程度集まったところで」
一方通行「オイ待てこの状況を説明しやがれ、意味がわかンねェ」
土御門「だから、電話で伝えただろう。バンド組めって」
麦野「そこがわかんないのよ。いきなり電話がかかってきて何事かと思えば超能力者同士でバンドを組め? 馬鹿馬鹿しい」
御坂「だいたい、超能力者って言ったって七人いるはずでしょ! 三人しかいないじゃない」
土御門「第二位はともかく第五位は拒否、第六位は音信不通。第七位は一応来るって言ってたぜい」
一方通行「くっだらねェ。俺ァ帰る」ガタッ
麦野「なら私も」
御坂「! な、なら私も」
土御門「まあ待て、いや待ってくださいお願いします。話は最後まで聞け」
一方通行「……チッ」ガタン
麦野「えっ座るの?」カタン
一方通行「とりあえず聞くだけ聞いてやろォかと」
御坂「……そもそもこの面子、相当怨恨あると思うのよ」カタン
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