867:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/17(月) 01:21:24.59 ID:YOYEJMnio
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第二王女キャーリサはロンドンの路上にぶっ倒れていた。
夜明けまではもう少し時間があるのだろう、クーデターが終結した今でも大通りに車はない。
キャーリサ「……、」
暫くキャーリサは無言だった。
国民全員の戦う意思について、少しだけ考えていた。
何が国民を守る、だ。
あれだけ、それこそ老若男女全ての国民の強い意志が
他国からちょこっと付かれた位で奴隷よりも酷い位置にまで落ちるものか。
??「ハハッ、こいつは凄いなお前がそんな血と泥に塗れて転がってる様なんぞ中々見られんと思ってた」
キャーリサ「誰だ……」
??「右方のフィアンマと言ったら分かってくれるかな?」
キャーリサ「っ!?(コイツが右方のフィアンマ)」
キャーリサ「──確かお前の対応している天使は『神の如き力』、カーテナが目的か?」
フィアンマ「んー、あー?そっかそっか、そういうやり方もあったかもしれんな」
キャーリサ「……?何を言っている」
フィアンマ「くだらん世間話さ。俺はこの混乱に乗じてイギリス清教の最暗部に保管されてる『あれ』を回収しにきただけさ」
キャーリサ「まさか貴様──!!」
フィアンマ「おやおや、俺様がこのクーデターで意味することを理解したのか意外と頭いいな」
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