924:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/08(火) 06:14:52.75 ID:BRUWPdZNo
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佐天「さて、と。第二ラウンドといきますかね?ミーシャ=クロイツェフさん」
ミーシャ「被害。無視。優先。帰る。正しい。位置。必要。邪魔。悪。判断。全て」
ゾワッ!!と大天使の中から絶大な力の渦が巻き起こった。
ミーシャの背の翼が一際大きく振られ、佐天涙子と激突する。
ゴッ!!と。
球状の衝撃波がロシアの平原の何処までも広がっていった。
ビリビリと空気が震えた。
ミーシャ=クロイツェフは何も持たない右手を緩やかに振り、氷の剣を虚空から生み出し
そのまま佐天涙子へと振り下ろす。
佐天涙子は左腕を突き出し、それをガードする。
氷の剣は佐天涙子の左手の先の虚空で止まっている。
まるで鍔迫り合いをしているかのようなガリガリガリ!!という音が響く。
その鍔迫り合いをしている両者の背にある翼は生き物のように蠢く。
音速を超える勢いで翼がそれぞれ別な角度から標的を狙う。
鍔迫り合いの最中に行われていた人知を越える攻防を制したのは────
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