936:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/18(金) 06:19:43.07 ID:FuQNAG0mo
佐天「──ッ!!」
一方通行「ハッ、天使様は随分とご機嫌ななめのよォだな」
ベクトル操作された翼が直撃した水の天使の翼の半分が抉れたらしい。
水の天使は表情こそ無いものの、苦悶の雄たけびをあげた。
一方通行「(勝てる)」
一方通行「(目の前のコイツも、このクソアマも『エイワス』には程遠い……)」
皮肉な判断方法だったが、間違いではないと一方通行は思う。
その時だった。
ミーシャ「…………」
水の天使の口が、もぞもぞと動いていた。
何かが漏れている。
聞き取りにくい小さな音というわけではない。
そもそも何処の国の言葉かわからなかったが、
ミーシャ「……hgtrs範hjuy設定……」
一方通行の耳がクリアな革命を起こした。
騙し絵の中に込められたもう一枚の絵画を見つけたような気分だった。
ミーシャ「投 shgy 準備……jhgf完了」
知っている。
一方通行はこの言語を知っている。
ハッ、と顔を上げた一方通行の前で水の天使は、?がれた翼を周囲の雪を溶かし修復した。
そしてその翼の先端が禍々しく空へと向けられた。
まるでアンテナのように──
──そして今や明確になった声は、告げた
ミーシャ「命令名『一掃』────投下」
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