過去ログ - 佐天「時を止める能力……」
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938:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/18(金) 06:21:38.63 ID:FuQNAG0mo

ゴッ!!!! と。

一方通行と佐天涙子の攻撃が、水の天使ミーシャ=クロイツェフへまともに通った。
彼へ降り注いだ莫大な佐天涙子の力を操作し、破壊の象徴へ。


ロシアの夜空に、大天使の咆哮が炸裂した。


人間の頭では決して理解の出来ない叫びを上げ大天使は、ぐにゃりと形を変えた。
力の塊へ戻る、莫大な量のエネルギーに。
それは、爆弾だった。


佐天「あれは……!!」

一方通行「……っ!!」

一方通行「抑え込めェェェェェェェぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!」


直後、大天使だったエネルギーの塊は爆発した。
純白の閃光がドーム状に炸裂する。

純粋な破壊の力の爆発は、本来ならば半径十百キロを灰に変えただろう。
特殊な力による爆発だ、不毛の地になっていても不思議ではない、そんな爆発が。

──だが。

爆発は広がる前に不自然な歪みを見せた。
佐天涙子が爆発した周囲の空間の時を止め、一方通行がその透明な壁を操作した。

瞬間的に四〇〇メートルほどにまで広がった爆発だったが、それ以上は広がらない。
内側からの尋常ではない力が内側から佐天涙子の空間を切り裂こうと力を増していく。

それでも、佐天涙子と一方通行は抑え込んだ。



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